つづらぼ

あたまの中がハッピーセット

初心

おうちにゴキブリが出ました。

 

家に帰って見つめ合うこと3秒、思わずでた奇声に驚いてやつは姿を消しました。

 

26年間、田舎にも都会にも住んできてはじめての出来事でした。

(のちに聞いたところによると、実家の母が万全に対策してくれていたようです。

 99%の感謝と、家事より虫対策を仕込んでほしかったと1%の恨みを向けました)

 

 

いままでのわたしにとってゴキブリとは、公衆トイレやマンションの廊下で見ると

ちょっとテンションの下がるなぁ…と思いつつ3秒で忘れるような存在だったのですが

遭遇する場所が自宅になるだけで、なんとも恐ろしい存在に変わること!

 

早い!飛ぶ!潰したら増える!?イヤァァァァ!!

 

一度もやつと対決したことのない、ひのきのぼうすら持たないレベル1の村人では

倒すことなど夢のまた夢だったのです……

 

(ドラッグストアに走り、やつにも負けない素早さでバルサンを部屋にセットして

 逃げるようにファミレスで落ち着かない2時間を過ごしました)

 

ところで、自分で倒してみようとやつを追いかけていた数分のできごと。

・叩こうにも近くにはなにか物があって踏み切れない

・殺虫剤をかけようにも物にかかりそうで撃てない

・そもそも遮蔽物が多くてすぐに見失う

・やつだけを見て動いていたら掃除機を踏んで悶絶&物音で逃げられる

・やつだけを見て動いていたら床においていたガラス細工を蹴っ飛ばして割る(そして逃げられる)

 

 

戦いをファミレスで反芻するうち、なんだか部屋が散らかっていたことが

すべての敗因な気がしてきました。そうして思い出すのが今までの、

 

ご飯を作ろうとして、適当に積んである色んなものが崩れて割れてこぼれて

自分が悪いのにものすごくイライラしたこととか、

 

お茶をこぼしてもすぐに雑巾が出てこなくて

お気に入りの絨毯にシミを作って泣く泣く捨てて凹んだこととか、

 

クレカの引き落としを失敗して恥ずかしい思いをしたこととか、

 

家に帰ってご飯を作ろうにも、まずは洗い物から…と思いだして

特に食べたいわけでもない外食にでて、減るお金と増える摂取カロリーに自己嫌悪したりだとか。

 

 

 もしかしてわたし、ずぼらが原因でものすごく損をしているんじゃないかしら。

 

金銭的、物理的にはもちろん、精神的に部屋が散らかっているせいで

あらゆることで損をしていることに今更ながら気づいてしまって。

 

すると不思議と掃除だけでなくて、他の家事も、仕事も、人付き合いでも、

自分のずぼらやめんどくさがりが原因で自ら不機嫌になりかねない要素を作っている気がしてきました。

 

だから、このブログでやりたいことは

 

・ズボラでもめんどくさいくない、過ごしやすいけど丁寧な暮らしの実験研究

・自分が不機嫌なとき、ごきげんになれる手段の検証

・毎日を楽しくご機嫌に生きられるルーティンの確立

 

こんな感じのことです。

 

気ままにマイペースに書いていけたらなあと思います。

もし読んでくださる方がいるのなら、暖かく見守っていただけたらと思います。

 

2020.7.8 らず